12月

2017年のライブは、12/3Ftarri、12/8 王子・北とぴあでの「新しい洞窟」でおしまいでした。
12/3のFtarriはイタリアからのFabioさん、秋山徹次さんとのトリオ。Fabioさんや秋山さんの音の組み立てを聞きながら私はピアノを演奏したのですが、ふたりの即興のアプローチの違いが面白かったしいろいろと参考になりました。秋山さんと演奏すると(録音を聞いてもそうですが)、集中力と音の速さにはっとさせられます。

後半、謎の終わるか終わらないかゾーンがあって、お客さんからも賛否両論だったのですが、あれは、Fabioさんが手を置くタイミングを、私が計りかねてるという状況の中、秋山さんが4分33秒経過したら一音出す、という恐ろしい一人ジョン・ケージ企画をしていたために起こったのだということが打ち上げで判明しました。

当日の写真をJazzTokyoの齊藤聡さんが撮影してくださっていたので、以下にはっておきます。
秋山さんとのデュオは、3/23にJazz & Nowの寺内さんの企画でまた演奏できるのでたのしみ。七針です

Fabio Perletta Japan tour 2017/12/3 at ftarri

12/8の王子、北とぴあは、元プラネタリウムだったドーム状のホールでのソロでしたが、space dikeの畔柳さんがスマホ録画をしていてくれたので、そのライブの様子もはっておきます。ドームに影をうつすのが面白かったな。
このイベントはIAMASと、芸大の映像学科の全面協力でおこなわれたもので、そちらでのアーカイブもとられているので、まとまったらまた。

10月のICCと、11月の「ここから」、そして12月の北とぴあが比較的広い場所(11月のここからは狭かったけど、移動距離が大きかった)でのパフォーマンスになったのですが、いろいろ発見がおおくて、これらの場所で演奏をさせて貰う機会があってよかったです。
11月の「ここから」は、直江さんの企画で、当日私は、人形遣いの長井さんを照らしながら演奏する、という演出になって、空間や光の使い方についてかなり発見がありました。ラジオの音がトランスミッターで空間を満たす感じや、テレビのグリッジ音との兼ね合いも面白かったです。
それぞれまたやりたい感じですが、機会をくださったみなさまありがとうございました。

来年はまだ詳細がでていないのですが、いまのところ以下のような感じです。こちらも決まった(り、変更があった)らNewsのほうに公開していきますのでよろしくおねがいします。来年もすこしずつ、演奏のなかに新しいことを加えていきながらアップデートしていけるといいなとおもってます(繰り返し来てくれるお客さんにもなにか驚きがあるように)
1/7 Ftarri(ソロ), 3/23 七針(デュオ), 5/13 Ftarri(たぶんデュオ), 6/13~6/17 西荻Fall(展示)

来年の目標は、いままでうまくまとめられてなかったパッケージをまとめたいなあというのと、英語の勉強かな…。去年からずっとIELTS7を取るのが目標なのですが、試験をうけてすらいないのでいいかげんになんとかします。あと体重へらしたい。

ではみなさま、来年もよろしくおねがいします。