そのうち、ウォーホルはまた気がついた。「新しいものとはわからないものなんだ」ということである。それが何かさえわからないもの、それだけが新しいものなのだ。ということは、「これ、わからないね」と言われれば自信をもてばいいはずだ。ただし、100パーセントわからないものにしなくてはいけない。全部わからないのが、いい。「ここがわからない」と言われるようではダメなのだ。ウォーホルは、こう、確信した。「とくにアートは作れば新しくなくなっていく」。