情報はタダになりたがっている. 情報は高価にもなりたがっている. 情報がタダになりたいのは, 配布や複製, 再結合が安価になったからだ. 安過ぎて価格がわからないくらいだ. 情報が高価になりたいのは, それが受け手にとって大きな価値を持ちうるからだ. この葛藤がなくなることはないだろう. 価格, 著作権, “知的財産”, カジュアルな配布の倫理的正しさを巡る身を裂くような議論が, 終わることなく続くだろう. 新しい機器の登場によって状況が悪くなることはあっても, 良くなることはないからだ.