デザイナーという職業は、フリーランス志望の多い職業です。インハウスデザイナーといって、会社務めのデザイナーも少なくありませんが、感覚的なものを会社の都合に合わせるのは結構ストレスがたまるものです。よく学生や若いデザイナーから作品を見せられ「フリーでやっていけるでしょうか?」と相談されます。私は決まって「フリーランスというのは生き方だから、実は能力とはあまり関係ない。フリーランスの中にだって優れた人もいるし、そうでない人もいる。むしろ大切なのは性格だね」と答えます。集団の中で活躍したいのか、個人のままでいるのが好きなのかということの違いですね。
フリーランスとして生きていくうえで重要な資質があります。それは、「孤独に耐性があること」。売れていない間は社会から相手にされないんじゃないかという孤独感もありますし、誰にも相談せず直ちに決断しなくてはいけない状況が必然的に増えます。大変なようですが、一方で誰にも命令されず、自分で決めたことが後の人生をことごとく決めていく事自体に、例えようのない高揚感もあります。そうした孤独感と高揚感という、相反する感情の起伏を楽しめるような性格でないと、フリーランスは長続きしないでしょう。
—山中俊治さん - 東大な人 - UT-Life (via yoppa) (via kexxx)
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