EX-CENTRIC MUSIC STUDIES


EX-CENTRIC MUSIC STUDIES

唐突なのですが、アブストラクト公募に出したら通ってしまったので、2/2にハーバード大学院のカンファレンスに参加してきます。決まったのが急だったのでちょっと準備にてんぱってますが…

学会は2/2,3に行われて、私は2/2の夜19時から、ハーバードヤードのホールデン礼拝堂でパフォーマンスをかねたプレゼンテーションをしてきます。
https://www.facebook.com/events/861029564067207/

当日使う予定のプレゼンのスライドです(クリックで別画面)


(馬鹿なので今どきflashで作ってしまった…、peformanceのあたりで読み込みに時間がかかるのですが、写真がでるまで待ってください)

学会の議題は「音楽研究における周辺領域」で、私はふだんやっているプリペアドピアノの、とりわけハンマーをつかったスイッチ操作について話すつもりです(細かい)。ライブもついでにちょこっとさせてもらうつもり。

他の登壇者16人の情報もぼちぼちわかってきたので(どうせ現地で英語半分くらいしかわからないので)、いま事前にどういう人達なのか確認してるのですが、テーマがテーマなだけに、けっこうみなさん相当おもしろいです。現地にたつ当日までひとりひとりチェックしながら紹介していこうかとおもいます。

一番気になってるのが、Chris Lortie &Charlie Sdrauligという人たち(スタンフォード大学)。ピアノの鍵盤をものすごくゆっくり弾くことで、音を出さないという奏法をしています。

Charlie Sdraulig, collector (2014-15) performed by Zubin Kanga from Charlie Sdraulig on Vimeo.

あとは、私が同じ日に同じ場所でやるChiara Percivatiさん。プリペアドクラリネットとのこと。

もうひとり、Carlo Patraoさん。「Botanical Rhythms: A field guide to plant music」ということで、植物を使った音楽表現についての歴史などをやるみたいです。

今日はここまで
——————

学会が終わったら、
2/6にリッチモンドに移動して、
昼にバージニア・コモンウェルス大学(VCUARTS)で、プレゼンとトーク、
夜にギャラリーSEDIMENTでパフォーマンス(これはどちらも、昨年11月にotootoでいっしょだったDanaさんのブッキング)
2/8にニューヨーク市立大学HUNTER校(CUNY)でパフォーマンスとインスタレーション
の予定です。

帰国は2/12です。

————-

さて学会に通ったアブストラクトですが、もともと下手な英語で書き散らしたものを、bar issheeに秋山徹次さんのブギ奉行を見に行ったときに、お客さんできていたJonathan Kemp氏を捕まえて、ビール一杯で英語に赤入れしてもらったもの(秋山さんはその一部始終を見ていたので、学会に通ったのを知ってかなり驚いていた様子)

あの汚いバー(すみません)でブギバンドをみながらビール飲みつつ、ハーバードの学会のアブストラクトに手を入れてもらって通っちゃった、という場末なシチュエーションがなんとも物語のスタートっぽいんですが、ついでにいうと、行くことがきまるまでハーバード大学があるのはイギリスだと思い込んでたりしたのですが(なぜならケンブリッジにあるから)、さらなる物語になるのか、ひとまず行ってきます