Asian Cultural Council の助成で、1月から6月までNYにいます。アッパーマンハッタン、コロンビア大学のところ。いまちょうど2週間たって、自分がどんな場所にいるのか理解し始めた感じです。ぼちぼちいろんな人に会っていこうとおもう。
まいにち1枚ドローイングを描いてinstagramにあげていて、#suzueriNYdiaryで見れます。
人にあって自分の作品を説明することが多いのに、作品をサイトにアップしてないので、このサイトについては、今後怒涛の更新があります。
あとはここにメモ程度の日記をのこしていこうかな。
1/18 /2023 水曜日、誕生日
木村まりさんがメールを書いてくれたので、今日はHarvestworksにお邪魔した。プレゼンしようとおもってwebサイトにいろいろのっけていったのだけど、まったくネットがつながらなくて意味なかった(アポイント直前に泥縄でいろいろアップデートしていったのに、あまりのネットの遅さで全部意味なかったみたいな状況に、おもわず笑いそうになってしまった)。とはいえ、Harvestworksのディレクターのキャロルさんはいろいろ理解してくれて、2月からスタジオを間借りできることになった(ACCが与えてくれるのは住居だけなので)。ちなみにここには4年前にも来ていろいろ話をきいたのだけど、キャロルさんはすっかり忘れてるっぽかった。
ニューヨーク、いろいろ超雑だなーとか、そこ壊れてていいの…?とか思うことあるけど、いいと思ったら次のアクションに進むスピードがとても早いのはいいなあとおもった。日本だったら先例がないからとか、他の人にも聞いてみないと、とか言われそうなシーンを、個人の裁量で理解/判断して、プロセスをすっ飛ばして進めてくれることが多くてとてもよい(でかい会社になるととたんにめんどくさくなるのはMSの経験で知ってるけど)。雑だけど早いのはADHDっぽいなとおもう(あとみんな上の空で仕事してるのも)
あとは主張すれば融通きかせてくれることや、だめだったとしても代替案を提案してくれることが多くてそれもありがたいし優しいなと思う
来て早々、荒木珠奈嬢がご飯つきあってくれたのだけど、そのとき、「東京のほうが便利だけど、NYはいろいろ話が早くていいよ」といっていて、どういうことかな?と思って観察していたのだけど、結構そうだなと思うことが増えてきました(のと、そうだと思って前のめりで話進めたほうがよさそう、とも)
というのも、地下鉄に乗るとき、乗り込んだ車両が混んでいたので、いったん降りて、隣から乗り込み直そうとしたらドアが閉まってしまい、あらーと思ってぼーっと立ってたら、ちょっとの間のあと、またドアを開けてくれて乗れたのだった。車掌が自分の判断であけてくれたんだ、やさしいな、と思ったのでした。ほかにも、こうしたいんだけどだめかな?みたいなことを伝えると、why not? go ahead, ということが多くてありがたい。
あ、早いといってもネットでの買い物が到着するのは遅いです。買い物などは不便な事が多い。
あと必要ないと思ったり、納得いってなかったらまったくやってくれないとか(理由は言ってくれる)、お互いに譲れなくて喧嘩してる人とかも地下鉄ではみる。
そのうち厳しいこともあるのかもだけど、ひとまず滞在2週間目の感想